早くも秋ですねぇ。 のらりくらりの毎日ですが元気にがんばっております。(^^ゞ
超一流の食事術@読書
2017年06月12日 (月) | 編集 |
世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術

アイザック・H・ジョーンズ (著), 白澤 卓二 (監修)
単行本(ソフトカバー): 171ページ
出版社: サンマーク出版
発売日: 2016/4/25
寸法: 19 x 13 x 1.5 cm

 糖質制限関係のながれからの読書である。
 図書館で借りて読んだが、内容的には前回読んだ「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」とほとんど変わらない。こちらのほうが読みやすく、字が大きく、解り易いが、内容も少ない。二番せんじの追随本かな。(^o^)わははは…
 出版もあのサンマークだしね。それに訳本にしては日本人向けすぎる。どうも訳者としてではなく、監修者となっている白澤卓二氏の構成による著作と考えてもよいのではなかろうか。著者は外国人なので、一見洋書の訳本のように見えるのだが、原題も書いていないし、翻訳担当者の名前もない。どうも怪しい。(^^ゞ
世にも恐ろしい「糖質制限食ダイエット」@読書
2017年05月22日 (月) | 編集 |
世にも恐ろしい「糖質制限食ダイエット」書籍名:世にも恐ろしい「糖質制限食ダイエット」
著者:幕内秀夫
出版社:講談社
ISBN:9784062728546

 糖質制限食については、関係する本をいろいろ読んで食事の参考にしているので、反対意見の本も参考にすべく圖書館で借りてきた。表題はセンセーショナルだが、中身はまともで、「流行りモノの落とし穴には注意が必用です。」という本である。前半はかなり糖質制限ブームのバッシングに力が入っているが、後半は食の専門家として、糖質制限食論者の間違った思い込みを指摘し、一般の病気でもない人が気をつけるべき食生活の注意点や現代の食物の抱える本当の問題点を論じている。このあたりは冷静な判断に重要なところである。
 一口に言えば、極端に食生活を変えれば、効果はある。それは同時に生存のバランスを崩すことで、結果は両刃の剣であり、怖いダイエットにもなるということである。著者はダイエット本だけは書かないと書かないと決意しているそうである。
 糖質制限食の考え方を、冷静に取り入れるには、大いに参考になる本である。
つけ麺は満腹と空腹の麻薬(^o^)わははは…
2017年05月21日 (日) | 編集 |
 つけ麺屋の三田製麺所が感謝祭ということで、月曜日までつけ麺を500円ポッキリで提供中。せっかくだから、混まない時間に行って、ささっと食ってきた。(^^ゞ 麺は典型的な太麺でなかなか良い。タレの方は美味いけれども危なげない味で、微妙な芸術的配合とは言えないね。(^^)/
 ごちそうさまでした。

つけ麺中盛@三田製麺所/中野

 さて、このところ本来は糖質は食べるのを避けている。考えるに、どうも米と小麦は大食い習慣の元であるらしい。お腹パンパンの幸福感と一定時間経過後に訪れる強烈な空腹感は、米・小麦食の特質で、習慣性と依存性が有るようだ。この食の魅力に支配されるとみるみる体重が増えていく。(^o^)わははは…
シリコンバレー式自分を変える最強の食事@読書
2017年03月12日 (日) | 編集 |
 シリコンバレー式 自分を変える 最強の食事
 ディブ・アスプリ-著 栗原百代訳

 ダイエットの本である。(^^ゞ
 著者は電子商取引で成功した大金持ちだが、自分の肥満と体調不良に悩まされて、得意の分析力と情報収集力を活用して、肉体改造に成功した。(^o^)わははは… これが朝の「バーター入り珈琲」という奇妙な飲み物を基本に据えたダイエットなのだが、これが効果的だということで、世界的に評判となり、日本でも本書が翻訳されたのである。

シリコンバレー式 自分を変える 最強の食事 彼の手法は、自分の体を実験台にして、それをハッキングすることである。ハックとはコンピューター用語では、仕組みが未知な対象システムを分析して、働きを解明することで、其の能力の高い人をハッカーとして尊敬する。ハッカーという能力は原則から勉強するだけでは身につかない。その人の持つ勘と才能が必要なのである。
 もともとハックとは斧のことである。私の考えではジャングルのベテラン案内人が、斧一丁で未開の地に道を切り開き目的地に至る能力。ハッカーとは、そんな能力を持つ人のイメージではないかと思う。

 アメリカは、50年前のヒッピー文化の頃からビーガン(菜食主義者)や精神集中のための断食主義等の文化が有り、同時に最新の医学研究もあって、これらが相互に影響しあっている。著者は財力に物を言わせて、これらを悉くテスト・学習していったようだ。良い食べ物を取り寄せ、秘境の奥まで健康法を探りに行った。そして著者がまとめた健康法がこの本である。
 読んでみると、さまざまな食品の人体に対する問題点が点検されている。これらはとても興味深い。しかし紙幅の関係もあるのであろう注意喚起程度にとどめて、本の最後はバター入り珈琲を朝食に据えた二週間のダイエットメニューである。
 ベースがアメリカの食文化だし、料理は詳しくないので、私がそのまま日本で実践することは難しそうである。だが、効果的であることは判る。デブが一日0.5kg痩せるというのは嘘ではないだろう。
 なぜなら、前日の夕食から朝食抜きで昼食まで18時間空ける。つまりプチ断食がメニューだからだ。同時に炭水化物を抜き脂肪を燃やして体質改善を狙う糖質制限の方法でもある。この間、空腹感を感じず脳や体調を高い能力を保持した状態に保つのが、著者一押しの「バター入り珈琲」であり、本書の工夫ということになる。

 原理がつかめれば、彼のように自分の体を実験台にいろいろ試して自分に最適な方法は見つけられるだろうし、彼もそのことを推奨していると思われる。本書で重要なことは、我々の脳は根幹で原始的・動物的な欲望が幅を利かせており、さらに食物には「やめられない止まらない~♪」を引き起こす依存性を持つものがあり、あまつさえ炎症を起こす毒性まである事。これらを点検・排除して、自分のパフォーマンスが最高の状態を一度経験すれば、これまでの日常が如何に堕落させられたものであったかに気づくと言う事、であろう。

 本書の原題は 「The Bulletfull Diet」、バレットフルは「防弾」のことであり、日本風に言えば「鉄壁」と言うことであろう。本文内では「完全無欠」と訳されている。長ったらしい邦題は、例のごとく「出版社の販売政策上の権利行使」なのである。(^o^)わははは… さて、この本はダイエットと能力開発・体調管理の両方を追求したい理屈にうるさい人にお薦めするが、ダイエットの結果だけに興味がある人は読んでも複雑で面白くないであろう。私は図書館で借りたが、まだ順番を待っている人がいるようで、これは早く返してあげなくては成らぬ。(^^)/
いつものパンがあなたを殺す@読書
2016年12月29日 (木) | 編集 |
 糖質制限に興味を持ったので、関連図書に色々手を出している。この本は図書館で見つけて、以前本屋で気になったことを思い出し、借り出してきた。

GrainBrain.jpg 以前は食べ物に関する健康本には興味はなかった。健康オタクなおばさんたちの遊びだと思っていたのである。それは私が、人間は雑食性で、なんでも食べて進化してきたと思っていたからだ。しかし糖質制限の理屈は私に価値観の転換を迫った。すべての人の健康に障害となる生活習慣病にたいし、その原因を明確にしたこの新発見は、歴史的転換だと思ったのである。(^^ゞ

 さて、この本は糖質制限を内容として含んでいるが、主張はちょっと違っている。小麦等の栽培穀物に含まれるグルテンが神経系に炎症を起こし、あなたの脳を殺すというのである。この社会の鬱やアルツハイマーさらに精神障害等の激増は、まさにこの穀物食の拡大に負うことが大きいというのである。単なるダイエットのための本ではない。

 我々の脳は、主に脂肪からできており、血中のLDLコレステロールは脳のための栄養を運んでいる大切な運搬役である。これに対し穀物の炭水化物は高血糖による炎症を引き起こし脳に重大なダメージを与えていると、著者は主張する。これまでの健康の常識である「肉や油モノを避け、悪玉LDLコレステロールを下げなさい」という医者の健康へのアドバイスが、根本から間違っていたというのである。 著者は脳のためには良質の油を摂り、いつものパンを止めなさい (たとえ全粒粉であろうとも) と説くのである。
本に上げられている根拠には説得力がある。私自身も炭水化物を減らしてから、なにか頭がスッキリしてきた感じを持っていた。自信はないが、この主張には経験的に共感を感じてしまう。もしかしたら本物かもしれないと思うのだ。(^^ゞ

本の内容は、全てがスッキリと整理されているわけではない。矛盾を感じたり、論理の展開に疑問を持つところも少なくない。これは、著作者としてパールマター医学博士とライターの共著となっているように、論文ではなく、読み物として纏められたものだからかもしれない。しかし、重要な点は示されており、読者が自分のためにトライする筋道はキチンと整えられている。あとは読者の判断に任されていると考えたい。(^o^)わははは…

最後に訳文に注文をつけておこう。読んでいて釈然としない理由の一つが翻訳文の言い回しにあると思うのだ。原文は英文の特徴のとおり、結論から入って、その理由を述べつつ説得しているだろうと推察する。しかし訳された日本語は、あれこれ持って回って説明した挙句に、ようやく結論にたどり着いているように感じた。原書で読める力のある人は良いなと思ったのである。 orz
原題は、Grain Brain (穀粒脳)である。
糖質制限ダイエットは効果的!
2016年12月18日 (日) | 編集 |
 七月に「糖質オフ!健康法」の本を読んで、なるほどと感心したので、即実施したら見事に体重・体脂肪率が減少した。その後多少の停滞期もあったが、気が付くと時々スススと数値が下がっている。七月に比べると今は体重で5kg体脂肪率で2.5ポイント程減をした。特に苦労せずに下がっていくのだから大したものである。(^o^)わははは…

 それ以前から自宅での米飯は抜いていたのだが、時々逆にスススと上がっていた。それが下がるのだから、糖質を避けるように意識しているのが効いていることは間違いない。病気ではないのだから、食べたいときは食べるという、いい加減なスタンスなのだが、それでもできる時には避けようと考えるから良いのだろう。

 もともと口が卑しいので、弁当や寿司の半額セールがあると、つい買い込んでしまって、糖質も平気で食ってはいるが、夕食はなるべく写真の様に肉と野菜だけで、ご飯は抜きにしている。魚も身体に良いらしいので、家族用の刺身盛を大根のツマを御飯代わりのサラダにして、一人で食べている。居酒屋料理を酒抜きで食べているようなものである。蛋白質や油脂など、かなりカロリーは摂っているのだが、これらは糖質が少ないので脂肪が減っていく。これまでの食の常識からすると実に不思議である。

 努力としては、糖質がらみの関係図書をあれから何冊か読み継いでいる。知識をモチベーションに変えて、道をそれないように努力はしているのである。(^^ゞ
ポークソテー野菜添え
 先日、豚ロースの10枚パックの半額セール品を買ったので、塩豚にして保存し毎日ポークソテー等を食べている。(^^ゞ 牛蒡やニンジンなど根菜類は糖質が多いので避けるべきらしいのだが、根菜類は栄養も豊富なのでバランスの良い食事には必要と考えている。糖質制限もそれだけにこだわると、かえって間違いに入り込むと思う。最終的にバランスが良いことが身体には何より大事なのだ。問題はそのバランスは自分が決める必要があるという所なのである。

主食を捨てよう (^o^)わははは…
2016年11月17日 (木) | 編集 |
 とにかく常識が変わる世の中である。常識が30年持たない。一生ものだと思って蓄えた知識が、ボロボロと崩れていく。
 経済や社会制度、世界史に地球物理学、上げていたら限はないが、新しい知識で上書きしていく外はない。(^o^)わははは…
 このところ、知識の入れ替えに迫られているのは、食事の常識である。(^^ゞ いわゆる「糖質制限」というキーワードを詰めていくと、これは食事に関する今までの知識構造を根底からひっくり返すリストラクチャリングな物であることが理解されてきた。
 これまでの食事に関する知識と言えば、「栄養をきちんと取る」ということが、テーマだったのである。しかし、その根底が変わってしまっているのだ。一口に言って、我々は栄養を摂りすぎている。それによって身を滅ぼし始めている。増大する慢性疾患というものは、我々の時代が一線を越えて、オーバーシュートした結果であるということなのだ。
 世界では、まだ貧困から抜け出せない地域が多いが、先進国では、そのような国々からも食料を掻き集めて、食料が欲しいだけ手に入る共産主義国家状態になっている。安価で栄養価の高い精製された米麦芋等の澱粉食料で溢れているのである。砂糖等の糖類も安い。日本もバブル経済の時代を経て、何時でも何処でも24時間、食料が売られている飽食の世界になった。
 しかし、共産主義ではなくて、資本主義であるから、資本は利益を上げるために消費を刺激することに一生懸命である。欲しいだけとれる社会ではなくて、要らないものでも欲しくなる社会なのである。(^o^)わははは… 結果として、我々は刺激された要求に負け続けているのだ。

 このような社会が行きつく先は、肥満と糖尿病と血管疾病である。原因は高血糖だ。栄養の三大要素(たんぱく質・脂質・炭水化物)のうち血糖値を上げるものは唯一「炭水化物」なのである。「澱粉も含めた糖類=炭水化物」の摂り過ぎこそ、これらの慢性習慣病を生み出す高血糖の原因と言える。

 事実、糖尿病の「日本国内の患者数は、この40年間で約3万人から700万人程度にまで増加しており、境界型糖尿病(糖尿病予備軍)を含めると2000万人に及ぶとも言われる。」(wikipedia) 肥満と血管に起因する心筋梗塞・脳卒中も、この高血糖から生じる疾病であろう。

 しかし、米麦芋なんて、昔から大量に食べていたのではないかと思うかもしれないが、実は精製された白米などが誰でも食べられるようになったのは、多分高度成長期以降なのだ。しかも、この時期、生活に必要な労働は大幅に減少した。現代人は明治期の人間に比べれば、肉体労働は十分の一以下に減っていると言われる。腹いっぱい飯を食ってもカロリーが不足して痩せていた日本人が、ほとんど肉体労働をしなくなったのである。昔は貴族や大名しかならなかった、贅沢病の肥満や糖尿病が今や庶民の病なのである。(続く)
 
私の糖質オフ
2016年08月02日 (火) | 編集 |
 先日、糖質オフの本を読んだので、少し糖質オフを心がけている。夏場にかけて太りやすいのだが、このところ減量傾向である。(^o^)わははは… 実はこの半年ほど自宅の炊飯器のスイッチは入っていない。もともとおかず中心の生活に切り替えていて、朝はパン、昼は麺だった。さらに4月からはランチパスポート中野の500円ランチをたべあるいていたので、自宅で米を食べなかったのである。
 しかし、意識して糖質制限していたわけではなく、甘いものやケーキなどたっぷり楽しんでいたから、とても減量というわけにはいかなかった。
 ところが、頭の中に「糖質オフの知識」が出来たので、ちょっとしたことが気になって、例えば肉や魚を積極的に増やすなどして腹持ちを良くし、その分ケーキや清涼飲料水を減らして、栄養は取りつつ糖質は減らしている。野菜も御飯代わりにたっぷりとっている。すると調子がいいのである。

 さて、糖質オフのポイントは、何か。

 それは、脂肪燃焼のスイッチを入れることである。
 糖質は、腸で吸収されて血中のブドウ糖になるが、ブドウ糖は使いやすいエネルギーである。糖質が豊富にあると人体は脂質を使わない。しかも余った糖質は脂質として細胞に蓄えられる。糖質が過多である限り、人体は脂肪を溜め込んで使わないというわけだ。
 糖質が血液中に不足すると、人体は細胞に蓄えた脂質を生活エネルギーとして使い始める。脳に必要なブドウ糖もたんぱく質から作り出す。つまり予備の生活エネルギーのスイッチが入る訳だ。
 ところが、これは予備ではなくて、本来は主要な動力源で、ブドウ糖の方が保存性が悪いが緊急時に有効な加速燃料だったらしい。ところがこの緊急時の高出力燃料が豊富にあるものだから、我々の体は脂肪を予備燃料にして満タンのまま溜め込んでいるのである。
 糖質制限ダイエットは、脂質を主燃料とする人体本来の姿に戻そうというものだ。糖質を取らないことでこの回路のスイッチを入れるのである。

 だから、栄養はたっぷり取っておかねばならない。脂肪の燃焼には様々な栄養が関係し時間もかかる。脂肪燃焼時にはエネルギー切れを起こしやすいのだ。すると疲労感や空腹感を覚える。疲れた時にはブドウ糖をなめたらよいと言うのは、手っ取り早く血糖値を上げる事だったのだ。

 少し前に、ライザップのダイエットが宣伝されて話題になっていたが、ライザップは糖質オフの食事に筋トレを加えて、身体の消費カロリーを増やして、一気に満タンの脂肪燃料を使い切ろうと言う判断のようだ。マンツーマンで指導して結果を出すが、お金もそれなりに必要だ。(^o^)わははは…
 まあ、普通の人は、その後の事も考えたら無理は禁物。糖質オフもあまり真剣にならす。そこそこ糖質も楽しみながら、減量できれば結構なのだと思う。なにしろ今が盛大な糖質漬けなのだから、少し気づかいができればいいのである。
糖質オフ健康法
2016年07月21日 (木) | 編集 |
糖質オフ健康法 このところ糖質制限ダイエットが大流行しているらしい。NHKの番組でも自己流の過度な糖質制限での健康に対する悪影響を懸念する番組が立て続けに流された。(ガッテン・クローズアップ現代+)

 糖質制限ダイエットは、ダイエット法のコペルニクス的転換である。これまでの「肉やバターの脂質」を食べない方法から、真逆の「御飯やパンの炭水化物」を食べない方法への転換なのだ。科学や医学で裏打ちされていたはずの「体に良い事」がこうたやすく変節して良いものだろうか。(^o^)わははは…

 しかし、私も、どちらかといえばご飯を抜く派である。
 太り過ぎなのは食べ過ぎだからで、カロリー減が必要で、それなら一番簡単なのは主食を抜くことだったからだ。一人暮らしだと、普通の食事を用意すると、必ず作り過ぎて食べ過ぎる。しかも、御飯は炊飯に一時間かかるが、おかずは10分ほどで出来るので、おかずだけ作って食べるのが、時間的にも栄養バランス的にも楽だったからである。(^^ゞ

 この本を手に取ったのは、糖質制限が体にいいことはどういう理由なのか、その原理と適用方法を正しく知りたかったからである。ネットや週刊誌の情報は読者に媚びた情報が多く、あちこち省略加筆して、結果的には大嘘になると言う場合が多い。きちんと原本で理解しておく必要がある。

 で、判ったことは糖質制限は糖尿病対策から生まれた健康法だと言うことだ。著者も自身が糖尿病を発症し、糖質制限を始めており、その結果を医師として整理している。現在の食生活が人類の体質とは合わない状態へ進歩しており、人体の機能に合わせた食事改善で、メタボをはじめとした生活習慣病に対応しようとするものである。

 さて、人間は肉を食べて、頭脳を発達させる栄養を手に入れた。さらに穀物や果物を栽培し糖質によるカロリー補給で、ゆとりある生活を確保した。糖質を提供した農耕こそが文明の基礎である。しかし問題は、まだ人間の体が糖質の大量摂取の生活に適合していない事なのだろう。寿命が延びたこともあって、糖質大量摂取による生活習慣病が人類の最大の敵に成長してきたのである。

 本書の視点はおおむね正しいと思うが、生き物というのは複雑で一筋縄ではいかないというのも、また事実である。実際、糖質制限だけに気を取られれば、我々は大きなミスを引き起こすだろう。たとえば、筋肉増量には、運動前のバナナや運動後の甘い牛乳などの炭水化物の摂取が効果的で、これは健康な人なら糖質制限と矛盾しないと私は考える。
 理屈は理屈、応用は自在にというのが、人間の能力である。

 私は図書館で借りて読んだが、本としては、550円と格安。内容も良いので、お薦めである。これは今後は必須の生活知識だ。

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