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神とは何か
2016年04月24日 (日) | 編集 |
 考えてみると神とは面白い物である。ここでいう神とは、精霊と言ってもいいが、人間が存在を確認していないが、身近にある知的存在の事である。近代合理主義に立てば神など存在しないと思うのだが、人類のほとんどは神を無視して生きてはいない。宗教の信者は当然だが、無神論だという人でも、墓前に手を合わせたり、巨木に神性を感じたりするだろう。
 人間以外の生物にそのような行動や感覚は見られないと思うので、これは人間ならではの一般的な属性ではないかと思われる。私は神が人間から離れて実在するとは思えないが、人間なら神を感じることができるのは否定しない。人間は霊性を感じる能力を持っているのである。

 しからば、我々が感じる神とは何か。なぜ神を感じるのか。考えてみよう。
 我々が物質ではない神を感じるのは、自分を客観的に見る能力を持っているからであると思う。人間は「われ思う故にわれ在り」と感じる。これは思っている自分がいるということを客観的に見つめているのだと考えられる。人間の思考には内部からの自分自身の視点とともに、外部から自分を見つめる視点をも持っているのだ。

 人間はわがままな欲望を無限に拡大する事が出来るが、悠久の歴史や大自然から見て、自分がちっぽけで何一つ自由にできない存在であることを同時に認識する。人間は「何故思い通りにならないのか」と考える。
がっくり 考えれば考えるほど、理由は見つからず不安がつのる。ここで精神の安定のために作り出されるのが、神である。努力を認め、不正をただし、救いを与えてくれる存在を、人間は求め作り出す。それが神であろう。

 つまり、人間の脳は神を作る。
 考える力の「恐ろしい副作用」を抑えるのが、神である。そして人間の社会を安定させ、秩序立てるには、自分が正しく報われ、悪は成敗されることが、神によって保障されることがどうしても必要だった。人間の共同社会は構成員共通の神を必要としたのである。

 「神も仏もあるものか」と言いながら、生きる為には何かを信じざるを得ない。それが人間であり、我々の「脳」なのである。
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