暑くなってきましたね。 のらりくらりの毎日ですが元気にがんばっております。(^^ゞ
イギリスのEU離脱決定に思う
2016年06月25日 (土) | 編集 |
いや~、昨日のイギリスのEU離脱決定による為替や株の変動には驚きましたね。判ってはいたはずだが、現実になるとビックリです。(^o^)わははは…
しかし、これがEUの崩壊になるとか、歴史の転換点になるかと言えば、そうは思わない。必要な歴史の揺れ戻しではないのかな。
EUには、第二次世界大戦の経験から、平和な統一ヨーロッパを作ろうという壮大なビジョンがあって、東洋の大陸から外れた海上の民には判らない動機があって、ここまでやってきているのです。

一方、この統一ヨーロッパとという思惑には資本主義的動機もある訳で、水野和夫やトマ・ピケティ等の論によれば、資本主義経済は常に未開拓のフロンティアを必要とする。経済格差を利用しなければ資本主義的拡大再生産ができないという裏の拡大の動機がある訳です。
その結果、ソビエト崩壊によって、EUは当初目指した範囲をはるかに超えて、東側へ拡大した。それによって資本主義的な成功を収めるとともに、国内的には難民移民によって、賃金や生活水準の切り下げが起こり、国内の経済格差の拡大を招いている訳です。
しかし、国民には国民国家の主権を失いたくないという気持ちも当然ある訳で、第二次世界大戦中に主権を失わなかったイギリス国民は、特にプライドが高い。ヨーロッパの北辺に位置し、独立を勝ち取る苦労をしているノルウェーもまた、EU加盟を二度にわたり拒否している。
だから、ヨーロッパ統合の理念は共有できても、資本主義的交流が強まれば、自分らの暮らしを優先したいという動機は強まる。こういう揺れ戻しが常に来て、しかし社会は進歩していくのだろぅ。

イギリスのEU離脱は決定したが、実際にはまだずいぶん時間がかかる。しばらくはどうなるかわからない情勢が続くだろう。これがまた世界経済的には困ったことになるのである。(^^ゞ

特に我が国の首相は、なんでも我田引水、内容を捻じ曲げて得意げに語るから注意をしなければ。(^o^)わははは… この問題は短期的に我が国の利益云々で語るのではなく、大きな目で我が国の今後に生かさなければならぬ話題であると思うのだ。
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