早くも秋ですねぇ。 のらりくらりの毎日ですが元気にがんばっております。(^^ゞ
シリコンバレー式自分を変える最強の食事@読書
2017年03月12日 (日) | 編集 |
 シリコンバレー式 自分を変える 最強の食事
 ディブ・アスプリ-著 栗原百代訳

 ダイエットの本である。(^^ゞ
 著者は電子商取引で成功した大金持ちだが、自分の肥満と体調不良に悩まされて、得意の分析力と情報収集力を活用して、肉体改造に成功した。(^o^)わははは… これが朝の「バーター入り珈琲」という奇妙な飲み物を基本に据えたダイエットなのだが、これが効果的だということで、世界的に評判となり、日本でも本書が翻訳されたのである。

シリコンバレー式 自分を変える 最強の食事 彼の手法は、自分の体を実験台にして、それをハッキングすることである。ハックとはコンピューター用語では、仕組みが未知な対象システムを分析して、働きを解明することで、其の能力の高い人をハッカーとして尊敬する。ハッカーという能力は原則から勉強するだけでは身につかない。その人の持つ勘と才能が必要なのである。
 もともとハックとは斧のことである。私の考えではジャングルのベテラン案内人が、斧一丁で未開の地に道を切り開き目的地に至る能力。ハッカーとは、そんな能力を持つ人のイメージではないかと思う。

 アメリカは、50年前のヒッピー文化の頃からビーガン(菜食主義者)や精神集中のための断食主義等の文化が有り、同時に最新の医学研究もあって、これらが相互に影響しあっている。著者は財力に物を言わせて、これらを悉くテスト・学習していったようだ。良い食べ物を取り寄せ、秘境の奥まで健康法を探りに行った。そして著者がまとめた健康法がこの本である。
 読んでみると、さまざまな食品の人体に対する問題点が点検されている。これらはとても興味深い。しかし紙幅の関係もあるのであろう注意喚起程度にとどめて、本の最後はバター入り珈琲を朝食に据えた二週間のダイエットメニューである。
 ベースがアメリカの食文化だし、料理は詳しくないので、私がそのまま日本で実践することは難しそうである。だが、効果的であることは判る。デブが一日0.5kg痩せるというのは嘘ではないだろう。
 なぜなら、前日の夕食から朝食抜きで昼食まで18時間空ける。つまりプチ断食がメニューだからだ。同時に炭水化物を抜き脂肪を燃やして体質改善を狙う糖質制限の方法でもある。この間、空腹感を感じず脳や体調を高い能力を保持した状態に保つのが、著者一押しの「バター入り珈琲」であり、本書の工夫ということになる。

 原理がつかめれば、彼のように自分の体を実験台にいろいろ試して自分に最適な方法は見つけられるだろうし、彼もそのことを推奨していると思われる。本書で重要なことは、我々の脳は根幹で原始的・動物的な欲望が幅を利かせており、さらに食物には「やめられない止まらない~♪」を引き起こす依存性を持つものがあり、あまつさえ炎症を起こす毒性まである事。これらを点検・排除して、自分のパフォーマンスが最高の状態を一度経験すれば、これまでの日常が如何に堕落させられたものであったかに気づくと言う事、であろう。

 本書の原題は 「The Bulletfull Diet」、バレットフルは「防弾」のことであり、日本風に言えば「鉄壁」と言うことであろう。本文内では「完全無欠」と訳されている。長ったらしい邦題は、例のごとく「出版社の販売政策上の権利行使」なのである。(^o^)わははは… さて、この本はダイエットと能力開発・体調管理の両方を追求したい理屈にうるさい人にお薦めするが、ダイエットの結果だけに興味がある人は読んでも複雑で面白くないであろう。私は図書館で借りたが、まだ順番を待っている人がいるようで、これは早く返してあげなくては成らぬ。(^^)/
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