「ipad」は、それでも・・・凄い

 昨年12月28日に、「アップルコンピューターが新しい製品を来月発表するというのだ。」と書いたが、先日その待望の品が「ipad」の名称で発表された。ほぼ想像通りの品だったが、期待以上の品ではなかった。ある意味コンピューターマニアはガッカリしたはすである(^^ゞ が、その代わり値段は予想の半分であった。
 高性能の画期的なコンピューターではなく、「ipod touch」の大画面版、アメリカで普及し始めている電子ブックのカラー版といった低レベルな所だったのだ。台湾や中国のメーカーはこれより高性能で拡張性の高いウルトラ・モバイル・パソコンをこれよりさらに安く出しているし、何も今更というのが、マニアの反応だ。
 私もそう思うし、アップルコンピューター以外の会社がこの製品を出したら、だれもみむきもしないだろうとおもう。(^o^)わははは・・・
 しかし、アップルコンピューターが「ipad」をこの程度の性能の品に抑えたということが、実は重要なことだったのではないだろうか。マルチタスクも、USBメモリーも使えない。この恐ろしく単純だが、使いやすいインターフェイスを備えたマシンは、難しいコンピューターなど欲しがらない層に大量に売れる可能性があるからだ。
 「iphone」が売れたのは、高性能な電話機だから売れた訳ではない。どこでも情報をやりとりできる便利なミュージックプレーヤーとして売れたのである。
 私も、デスクトップパソコンのほかに、携帯できる小型パソコンを持っているが、こちらはほとんど使わない。やはり大型画面のデスクトップが使いやすいし、作業はこれ一台で済ました方が便利だからだ。
 しかし、「ipad」なら使うかもしれない。一枚板の、キーボードもないタッチパネル端末は、仕事ではなく天気予報を見たり、持ち出して友達に写真を見せたり、コーヒーを飲みながら電子新聞を読んだりするには便利だ。ベッドルームやトイレに持ち込むかもしれない。なにしろ10時間電池がもつのだ。
 アップルは技術の使い方を提案できる会社だ。だからこそ多くの人がこのたいしたことのない製品を注目しているのだといえる。そして、このマシンを使う以上、アップルの経営する電子商店から、ついつい細かい買い物をすることになるのだ。機械を売るのではなく、その機械の作り出す世界を売る。これがアップルの商売であり、他の会社はアップルを通じて自分の商売をせざるを得なくなる。
 この、顧客の囲い込みこそ、これからの会社の業績を左右するものなのだ。
 「ipad」は、見事にポイントを掴んだ品物になっているのかもしれない。
 そして、物作り中心の日本のメーカーが、完全に立ち遅れていることを今回も証明した。
 品物作りを指向する日本の産業は大いに危ういといわざるを得ないだろう。

(V)。。(V) ふぉっふぉっふぉっ・・・
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でかいiPodは便利かも

●伝え忘れたかもしれませんが、1月末にiPhoneに乗り換えました。まだ使いこなしている状態ではありませんが、初代以来気にしてたのに、やっと移行したあたりがオヤジの水準です。
●既に取り込んだアプリに、某全国紙がまるまる取り込めるのがあります。自宅購読紙ではありませんが、ネットニュースなどと違い、世の中全体を眺める気分がありがたく、また、暗い所で新聞が読めるというのがこんなに便利とは思わなかったことが新しい発見です。
●問題はやはり画面の大きさで、その意味だけでもiPadは凄そうです。まあ膝痛でカバンの軽量化が課題。iPhoneでカメラやレコーダの携帯を辞められるか、という瀬戸際では、そう簡単に導入できませんが。

便利なのは判っているが(^^ゞ

●ついに乗り換えましたか。うらやましい。暗いところで新聞が読めるのは良いかもしれませんね。しかし明るいところでは読めないのが、液晶ものの辛いところですが・・・。wimaxを試したとき、電波状態の良いところに行くと、液晶が見えないというのが、計算違いでした。液晶を明るくして、無線を使うと電池が直ぐ無くなるし。(^o^)わははは・・・
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