早くも秋深し。 のらりくらりの毎日ですが元気にがんばっております。(^^ゞ
沼袋の地名由来を考える 3 江古田 
2010年02月10日 (水) | 編集 |
 沼袋に隣接する江古田(えごた)という地名もまた、この沼袋の地名起源と深い関わりを持っていると思われる。江古田の地名はエゴの木が生えていたからとか、エゴマが取れたからとか、古い田んぼが水際にあったから江古田、などと説明しているものがおおいいが、この辺は語呂合わせの俗論だろうと思う。江古田の地名はかなり古いので、その場所の特徴を示している呼称が地名になったものだろうと私は推測する。
 調べてみると、「久慈川流域の地名」という論文で、「イゴ」「エゴ」という地名には、「水溜」という意味があることが分かった。古代には稲作は大洪水の危険のある大河のそばではなく、湧き水で安定した水量の望める山際の土地で行われたと聞く。台地の上に水の無かった関東地方では、江古田のような谷間の平地で稲作が営まれたのではないか。そのため、この土地が「水の溜まるところで、稲作の出来る土地」という名を付けられたのではないか。この論文を見ると塙(ハナワ・土手の上)とか、圷(アクツ・土手の下)とか、ツルマキとか、現在の人名に繋がる多くの水にかかわる言葉がかって豊にあったことに驚く。(^^ゞ
 江古田も、その地形から出た名前がいつしか地域全体を示す言葉になり、改めてその場所を「沼袋」と呼ぶと言うことになったのでは無かろうか。このため現在は江古田と沼袋という二つの地名が隣り合わせに存在することになつたのだろう。
 なお、横浜市青葉区に荏子田(えこだ)という所がある。やはり台地に囲まれた低地に川が流れ、古くから人が住んだところらしい。
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