毎日雨ですねぇ。 のらりくらりの毎日ですが元気にがんばっております。(^^ゞ
岩下温泉@山梨
2010年08月18日 (水) "
 やっと体は慣れてきたと言うものの、東京の夏は暑い。そのうえ自宅にいる生活と言うものは、目に見えるところすべて遣らねばならない仕事の塊であるので、ゆっくりものを考えたり、本を読むには精神衛生上はなはだ不都合だ。
 せっかく時間があるのに、ふと目を走らせた先にある仕事に、気が行ってしまう。暑いからなおさら纏まったことには気持ちが向かわない。
 そこで、本とノートを持って、出かけることにした。青春18切符の小旅行である。
 古来、よい発想を生む場所として、馬上、枕上、厠上の「三上」という言葉がある。乗り物の上、寝ているとき、トイレに居るときである。
 さしずめ、今の馬上は電車の中である。
 他にすることができない不便な場所こそ、良い考えが生まれるところなのだ。
 中野駅を10時52分の特別快速電車に乗って、高尾からは小淵沢行き普通列車のボックスシート貸切で、ゆっくりと本を読む。買ったら安心して「つんどく」になっていた本である。疲れると窓の外を見る。景色が変わっているので、飽きることがない。ノートにメモを取ったり、時々腰を伸ばしたりするぐらいしかできないので、効率的な読書は電車旅に限る。専門分野の勉強法の本で遠距離通勤の為の転居を推薦している本があるぐらいだ。(^o^)わははは・・・
 山梨県の春日居という無人駅で降りた。目的は岩下温泉である。ここは春に温泉の入り口まで来たのだが、団体さんがいたので断念したので、再訪を試みたわけだ。
 川沿いの道をぶらぶら20分ほど遡って歩くと古い木造の温泉宿に就く。
iwashita001.jpg
 
 温泉は、建物地下の岩盤からの自然湧出で、温度は30度以下の冷水である。湯気も立たないから、写真のとおり廊下からは仕切りもなしで、床下の浴槽が見えている。この温泉ならではの、夏涼しく、冬暖かい構造なのであろう。そして、ごらんのとおり形態的には一応男女の仕切りはあるようなのだが、遮る壁はない。
 冷泉は裸ではいっていると夏でもさすがに冷えるので、廊下の反対側には温めた浴槽のある男女別の浴室がある。しかし昔から傷や皮膚病にはこのオープンな冷泉にじっくり入るのが効くとされているのだ。写真左の小上がりの奥は浴槽の上の休息室である。右の会談は二階の客室に続くのだが、老朽化で現在はここに宿泊はできない。
 しばらく、風呂に漬かった後、休息室で本の続きを読んだ。
iwashita002.jpg

 乾いた古畳が足に気持ちよい。窓からの風がカーテンを揺らして、裸の肩をたたく。至福の日本の夏である。
 夕方の列車で、東京に向かうと、藤野からは雷雨になった。都心にも一雨降ってくれると有難いのだが。
関連記事


コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック