ボールペンの歴史と進歩 3

 60年代に浸透したボールペン文化であるが、このとき、筆の運びが固くて粘っこく字がかすれがちの油性インクに対し、前述のオート社により水性ボールペンが、ぺんてるからはサインペンが開発されていた。
 そして、70年代には、これらの水性インクのペンが急速に普及する。ゼロックスなどのコピー機や簡易オフセット印刷の原稿書きに、私も極細のサインペンをずいぶん使ったものである。サラサラスルスルの書き味が気持ちよかった。まだワープロは無く「ただ、10桁の~♪電卓が欲しかった。」(^o^)わははは・・・
 80年代になると、鉛筆や万年筆はボールペンに押されて影が薄くなり、ボールペンやサインペンの天下となる。
 そして90年代に入ると、水性ペンは半固体のゲルインクのボールペンに進化したようだ。水性の軽快さを持ちつつ、油性の安定性と油性に勝る発色の豊富さを手に入れて、ほとんどの人が日常的にボールペンを使うようになったと思う。
 そして、2000年代には、このゲルインクボールペンに対抗して、油性ボールペンの改良が進んだ。インクをソフトに滑らかにしたのだ。その代表が2006年発売の三菱のジェットストリームだろう。
 一度使うと、もう普通のボールペンには戻れないと、大騒ぎになった品だ。
 特に、ボール径1mmの中字などは、高々150円なのに、多くの文具好きに一万円を超える外国製のボールペンの使用を捨てさせた。(^o^)わははは・・・
ジェットストリームの1mm黒と0.5mm青
 書き心地も安定性も、水性には真似できない文字の細さも、新しい油性ボールペンはちょっと文句の付けようが無く、長らくボールペンに抵抗していた私も、最近はすっかりボールペン党である。

>>ボールペンの歴史と進歩    
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