毎日雨ですねぇ。 のらりくらりの毎日ですが元気にがんばっております。(^^ゞ
ジョブズが死んだ
2011年10月07日 (金) "
 これは、ちょっとショックであります。このところステージでは元気だが、スナップなどでは「これは癌だな。」と感じさせる弱ったところを見せていた。それでも希代の億万長者だし、医療も最高の物を受けられるはずだから、まだ大丈夫なのだろうと思っていたのだ。
 まだ、56歳。経営者としては若い働き盛りである。

 若いころは、かなりヤマッ気のあるヒッピー青年だったと思われる。友人の天才技術者ウォズニアックに設計させた電子機器を裏で売りさばいたり、山分けの約束の仕事を思いっきりピンハネしたりしていたらしい。(^o^)わははは・・・
 しかし、機器に組み込む目的のマイクロチップに、キーボードとディスプレイを繋いで、ウォズニアックが作ったパーソナル・コンピューターをメーカーの誰も評価しないのを見て、自宅のガレージでアップル・コンピューターを立ち上げて生産し、巨万の富を築く。しかし、その性格が災いして、自分が招いた経営陣に創業者でありながら、会社を追われることになった。これが彼の人格を作り替えたのかも知れない。試練が人を磨くという奴だ。
 再度、アップルコンピューターに復活した彼は、ブルーで半透明のimacなどで大成功を収め、カリスマ経営者として認められ、人格者としても尊敬されるようになっていた。
 彼の月給は僅か1ドルらしい。彼は仕事が大好きであり、彼の仕事の結果は、所有するアップルの高い株価に反映される。今年の9月アップルの株価は時価総額で世界一になった。かれがアップルに復帰してから株価は20倍にはなったらしい。(^o^)

 彼の素晴らしいのは、物の本質を見抜く力である。個人が持つコンピューターが持つべき性能や形状をジョブズが決定したと言っても良い。ささいな事だが初期のパソコンが皆アイボリーなのは、彼がそうしたからと言っても良いのではないか。
 消費者の目線から彼が採用したマウスやグラフィック・ユーザー・インターフェイス、素晴らしいデザインと、妥協のない品質。彼はまだ存在しない物を心に見て、それに近づくことが出来たのである。
 アップルは自社工場を持たないファブレス企業だが、ジョブスがコンピューターというものを知っているから大胆に切り替えたのだろうと思う。製品は徹底的に絞り込んで、世界的な大企業でありながら、製品点数は僅かである。お客の好みに合わせるとして、携帯電話一つで、何百というバリエーションを売り出す日本企業とは大違いだ。しかし、製品は魅力的で、皆と同じ物を使うことに誇りさえ感じさせる仕上がりなのである。

 経営の参考書を読んで考えるのではなく、現実から判断したことが、分析され後で経営の参考書に載る。これはさすがであるが、彼にとっては当たり前のことなのだ。
 「人生に渇望的であれ、人に馬鹿にされることを恐れるな。"Stay hungry stay foolish"」かれの名スピーチの一つであるが、かれがそう考えて自分を律してきたのではないだろう。本能的に生きた結果として、彼が成功した原因を内省した結果がこの言葉なのだ。

 残念ながら、私などはこの逆である。「ほどほど」を選択して生きてきた。今更ではあるが、反省するところは多いのだ。そして若いときは金に潔癖だったが、歳を取るにしたがって金に執着が・・・。(^^ゞ
 (V)。y。(V) フォッフォッフォッ・・・

●"Stay hungry stay foolish"は2005年のスタンフォード大学卒業式でのスピーチのまとめの「贈る言葉」です。
こちらでビデオを見ることが出来ます。 前半 後半
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