のらりくらりの毎日ですが、元気にがんばっております。
物忘れ防止の極意
2011年11月22日 (火) .
 以前記憶力を取り戻す方法として、日記を書いているといった。
 思い出すことも訓練だから、毎日あれこれ思い出す訓練するには日記を付けるのが良いのだ。

 しかし、相変わらず物忘れのドジは多い。一番困るのはちょっと気がそれた途端に今までやっていたことを忘れてしまうことだ。いや忘れたのではなくて、今やっていることを記憶しないで、新しい事に集中してしまうということなのだ。結果としてお鍋を焦がしたり、お風呂の水が入りすぎてしまう。
 「10分程待つのだぞ」というのが、実は一番鬼門である。(^o^)わははは・・・
 短時間とはいえ、必要なことだから頭の中に置いておけばいいのだが、自分では判っているつもりだから、ついつい新しいことに頭をフル活動してしまって、コロッと忘れてしまう。
 これも、以前「記憶巡回」能力とてし、取り上げたことである。同時並行で行っている仕事を定期的に思い出す能力だ。

 対策としては、必ずタイマーをかける。と書いたが、その後さらに「記憶巡回開始きっかけタイマー」としてボンボン時計を復活させた。時報に合わせて30分に一回作業を中断して、何か忘れていないか考えるのだ。(^o^)わははは・・・
 さらに、なるほどと思ったのは、料理研究家栗原はるみを題材にしたテレビを見ていたときだ。栗原はるみは、平行する仕事を競争させていた。洗濯機の脱水のスイッチを入れると、階下で洗濯物をたたみ始めた。彼女は脱水機が廻っている15分の間にやる仕事を決めて、洗濯機と競争しているのだそうだ。作業を終えて、脱水機の前に戻って、「勝った。」といって笑っている。栗原はるみは物忘れ防止のためにやっているのではなく、生活の充実の方法としているのだと思うが、これは「記憶巡回能力=マルチタスク脳」を開発する基本哲学なのではないかと思う。同時並行して行う仕事は、互いに競争させる意識を持つことで頭の中から消さないことができると思うのだ。

 もう一つやりがちなことに、郵便物をポストに入れ忘れるというのがある。あるいはお米を買わないといけないのに、米屋の前を素通りしてしまうなどだ。
 このように、実行する場面ののある物は、ふだん忘れていてもその場面でタイミング良く思い出す必要がある。この対策としては、自分がそれを実行しているシーンをリアルにイメージして記憶するのが良いらしい。そうするとその舞台を通過しようとすると思い出す。そのシチュエーションが思い出すきっかけになるようにリアルに記憶するのだ。それを本気で憶えて、思い出すことを信じる。疑ってはいけない。(^o^)わははは・・・

 だいたい記憶力が鈍るのは、記憶する力が鈍るのではなく、あれこれに対する好奇心が無くなって、漫然と過ごすために、思い出す想像力が働かなくなるのだ。憶えていることを思い出すためには、常に現在していることと関連づけることや、有る物を見たときに連想する第一候補に、当面の仕事を割り振っておかなければならない。そういう手間を省くようになることが、ボケの元で老化なのである
 関連事項タグ:#記憶力
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