暑くなってきましたね。 のらりくらりの毎日ですが元気にがんばっております。(^^ゞ
特定の食べ物で下痢をする
2011年12月29日 (木) "
瓢鯰亭健康相談

質問)
 私は、よく下痢をするのですが、下痢は一体どのようなメカニズムでそうなるんでしょうか。油の濃い物、乳製品、酸味や辛味の強い物を食べた後に下痢をします。

 先日、油ぎっしりのラーメンの大大盛りを食べました。直後10分位でおなかに違和感を感じ。その5分後位に下痢をしました。20分前のラーメンが下痢になってでるわけないですよね。今までおなかにあった内容物が急に下痢に変わるんでしょうか。そして、そこで下痢をだしたとして、20分前に食べたラーメンはどのくらいで下痢としてでるのでしょうか?

 おにぎりを1つ食べたとしてそれが大便となってでるのは何時間後ですか?
 そして油濃いものを食べて、1時間後に下痢がでることが多いんですが、どういう事で1時間以内に下痢になってしまうんでしょうか。

回答) 下痢にもいろいろな流れがあるのですが、貴方のように食後下痢をする場合について、説明しておきましょう。

 まず、貴方の下痢は、自律神経の正常な反応によるものだと申し上げておきましょう。

 生物の神経は消化器官の形成と共に発生しました。食物を消化吸収するために、これをコントロールする為に神経は発生したのです。その一部に脳が出来ましたが、消化器官は生物が頭で考えて動かす神経ではなく、身体の調子に合わせて、自動的に動く神経の支配下にあります。
 つまり、胃や腸が感覚器官となって、それらが調子よく働くように自動的に運転されている訳です。

 あなたが食べた「油ぎっしりの大大盛りラーメン」は、胃腸にとって大変な負担になるので、異常事態が発生したことを知らせる信号が消化器官全体に発せられます。すると、それぞれの器官が食中毒等の時に実施すべきマニュアルにしたがって、例えば、小腸大腸が激しく活動して、中身は下方に放出されます。いま腸の中で消化途中のもの、まだ水分をたっぷり含んだものを、とりあえず出しておくということです。これがすなわち下痢になります。

 さて、食べた物自体に問題がある場合は、胃の内容物は、より出口に近い上方に向けて、排出されます。こちらが嘔吐です。逆方向への排出である嘔吐のためには、脳の視床下部にある嘔吐中枢からの指令が必要なので、下痢と嘔吐は必ずしも同時ではないようです。より脳の意識に支配されている嘔吐が押さえ込まれたり、逆に早く反応したりすることがあります。

 貴方のような食後の下痢の場合、一時間ぐらいで下痢になる人は多いと思います。これはある程度の時間は消化器官が努力をするので、これは手に負えない食べ物だと言うことが判断されるまで一定の時間が必要だということだと思います。

 消化にかかる時間は、果物の様なものは、一時間ぐらいで胃を通過可能ですが、おにぎりなら2~3時間、天ぷら4時間、バターのような油は12時間と言われています。胃にある物は、排出する場合は嘔吐に向かいますから、今食べた物が下痢になるわけではありませんね。

 「油ギトギトラーメン」は、貴方の胃腸にとって、これは仕事を続けられない過重な負担なのでしょう。
 社長が美味しい儲け仕事を取ってきても、社員がこなせない状態では、社員は仕事を投げ出すしかありません。
 困難な仕事が入ってくるなら、今やっている仕事は全部放り出して、異常事態に備えようというのが、貴方の下痢です。(^o^)わははは・・・

 人の身体には、それぞれ不得手な物がある物で、そういう物が入ってくると、胃腸が反応して、下痢を起こすのですね。そういう物はほどほどにしておけと言うのが、身体の声なので、無視をせず聞いておくのが、身のためです。

 わたしも、背油ギトギトのラーメンは好きだったので、明治公園前のホープ軒などは、学生時代はデモに参加して、よく食べたものです。しかし、こういう物を下痢をしないで食べられたのは、30歳まででしたね。その後、環七にあった土佐ッ子ラーメン食べに行っては、良く下痢をしたものです。普通の人は若い健康体でも、「大大盛」は無理だと思いますよ。腹も身のうち、お体大切に。(^o^)わははは・・・
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