瓢鯰亭日乗

一気に暑くなりましたね。 のらりくらりの毎日ですが、元気にがんばっております。

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今年最後の百合の花

 年末になって、やっと花を咲かせた、遅咲きのシンテッポウユリである。
シンテッポウユリ
 この花は、津久井の家の庭で掘り取った球根のうち、チビだった物をポットに植えておいた物だが、仲間が夏に花を咲かせた後二番芽の様に伸びてきて、この年末にようよう花を咲かせた。(^o^)
 他の百合が寒さで枯れたので、咲かずに終わるのではないかと思ったが、寒風の吹かないところにおいてやったのが功を奏したようで、なんとか開花まで持ってこれた。
 このかん、この花をテッポウユリと呼んでいたのだが、改めて調べてみると、これはシンテッポウユリであるらしい。国産のテッポウユリは初夏に花が咲き、葉の幅は広い。タカサゴユリは夏に花が咲いて、葉が細い。このタカサゴとは台湾原産である事を示している。そして、その交配種がシンテッポウユリである。これは親のタカサゴユリに良く似ているが、花の外側に赤い筋が入らず純白で、種で増えるのであちらこちちらから芽を出して、増えてくるのだ。津久井の庭にも、増え始めたら、あちこちに生えてきて、庭の真ん中で大きくなるので、踏まないようにするのは大変なのである。
 昔から野生で強い花は大好きなので、ついついかわいがってしまう。最近は外来種が生態系を破壊すると言うことで、非難を浴びているが、花としては、そういう世界を股にかけて繁殖してくるような花が私は好きだ。(^o^)わははは・・・

 そのなかでも、「旅をする花」といわれるジャンルは特に気になる。このシンテッポウユリもその一つである。このユリには天敵のバクテリアがある。新天地に舞い降りた花は元気に増殖していくが、あるとき天敵のバクテリアが侵入すると、そのコローニーは滅びてしまう。しかし、それまでには次の新天地に種を飛ばし、群生地を移動していくのだ。一つところに落ち着けない逃亡者のような宿命「リチャード・キンブル」なのである。
 強いけれども、弱い。こういう相反するところがロマンだなあ。津久井の庭のシンテッポウユリも何時かは旅立ってしまうのであろうか。
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