毎日雨ですねぇ。 のらりくらりの毎日ですが元気にがんばっております。(^^ゞ
尖閣諸島問題に思う
2012年08月24日 (金) "
 頭を冷やして整理してみた。
1.領土は外交で保全し、勝ち取るものである。
 日本人は国内でアピールするのが好きで(内弁慶)、言うべきことを外国に言っていない。
 中国と張り合って尖閣諸島に上陸しょうと考えるなど、相手の土俵に乗るだけである。日本は実効支配している有利な立場なのだから、相手国を刺激しないようにしながら、国際的に強固な国際世論の支持を取り付けることが、現時点では、最も大事なことだ。その外交的な努力が出来ているとは思えない。

2.面子を捨てて、実を取るのが外交力である。 相手に譲歩を強いるときには、相手の面子を立ててやるのが、喧嘩を終わらせる極意である。日本との友好関係で得るところが大きければ、相手も譲るところは譲る。自分が正しいからといって、相手の面子を潰すようなことを繰り返せば、実は取れない。

3.政治的無能が、危機の原因である。 この時期、尖閣・竹島・択捉国後と、領土問題が噴出したのは、偶然ではない。日本政府が対外交渉力がないと見透かされているのが原因だ。現政権は不安定であり、野田政権の時に自国がやったことは、結果が自国に都合悪い事があっても、年内にも次の政権ができるのだから、その時点でチャラにできると、周辺国に読まれているのである。

4.まとめ 尖閣諸島に関する限り、日本は実効支配している有利な立場なのだから、事を荒立てないほうが勝ちである。
 日本の勝負は、事態が沈静化している時に、世界各国に状況を説明し、問題が生じた時に日本の主張が正当であることが、支持されるようにすることなのだ。相手の揺さぶりや挑発に乗ってはいけない。現時点では、双方五分五分の主張と見られれば、中国の勝ちである。
 両国の国内世論どうしで争えば喧嘩になる。中国政府にこの問題は大きくしても、中国の得にはならない、結局問題が起これば、最後は中国政府への不満に発展するのだということを分からせるために、最大限の外交努力をする必要がある。このことが解れば中国政府が、問題沈静化の努力をしてくれるはずだ。

 その点で23日の衆議院予算委員会での玄葉光一郎外相の答弁は最悪である。

共産党 笠井亮議員「尖閣問題で突っ込んだやりとりをやってきたのか。」
玄葉光一郎外相 「領有権の問題は存在しないという立場だ。我々からこのことを説明しないほうがいい。」

 これではダメである。(^O^)わははは…

 政府も実質与党の三党も、国内的にいかに強いことを言っても、要するに国際的には何も努力はしていないのだ。
 ついでに、文句を言っておくが、石原都知事も偉そうなことを言っているが、中国の活動家を呼び寄せているのは彼なのだろう。対外的にアジア各国を刺激する発言をしている彼が、尖閣問題に大きく介入してきたことが、中国の民族感情を燃え上がらせたに違いない。

 日本も、自分を弱小国だと思っていた時代は、外交に努力を惜しまなかった。日露戦争では、世界各国に特使を派遣して、尊大な大国ロシアに対抗するアジアの小国として、世界世論の獲得に成功している。その結果、ロシアのバルチック艦隊は世界を半周する長期航海のあいだ、水や石炭の補給を受けられず疲れ果てて、東シナ海に入ってきた。その間の艦隊の詳細な情報も外交を通じて、各国から寄せられていたのだ。日本海海戦の勝利は決して海軍力だけのものではなかったのである。
 ところが、その後の日本は、外交を軽視し軍事力を背景に、世界世論に対立するようになって、国際連盟脱退、国際的孤立化、世界中を相手にする無謀な戦争へと進んでいった。

 現在の日本も日米安保条約だけをバックにして、国際的な外交努力を全くしていない国である。
 これでは、国際的には「虎の威を借る狐」と見られても仕方がない。
 日本は、自主的外交力を持たない国になっているようだ。(ToT)トホホホ…
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