瓢鯰亭日乗

一気に暑くなりましたね。 のらりくらりの毎日ですが、元気にがんばっております。

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川越まつりの山車

川越祭の山車 先週の日曜日は川越まつりに行ってきた。見所はたくさんの山車の巡行である。いま川越には29台もの山車がある。この山車にお囃子と踊り手をのせて、みんなで引っ張って賑やかに市内を巡るのだが、ただ、だらだらと廻るのではない。あちこちに作られた御神酒所や途中で出会った山車と、踊りと囃子でエールの交換をしながら、往くのである。御神酒所の方にも踊り手やお囃子が居て、返答の舞を見せる。つまりジャムセッションを行って互いに芸を見せ合うようだ。
 このため、山車は上部全体が、回転式になっていて、台車の向きを変えなくても、踊り手の乗った山車の正面が360度回転する。(^o^)わははは・・・ 交差点では三台ぐらい山車が出会ってジャムし、見物人もジャミングしてしまって、身動きが取れない大混雑になっている。

 この山車は、幅と長さはそんなに大きくはないのだが、高さは三段式になっていて、上部の人形(三階)や豪華な幕の張られた二階は1階に収納できる構造である。これもなかなか面白い。電線のない大通りでは、写真のように背が高くなっているが、横町にはいるときには、唐破風のあるお囃子が乗った一階だけの姿で、巡行するのである。
 また、ジャムセッションのときには、主役と脇役に別れるようで、脇で挨拶を受ける山車は、二階三階をたたんで受け手になり、交差点の真ん中を通過する山車は、高々と人形を掲げて周囲と挨拶の舞を交歓しなから進む。
 なにしろ町中にお囃子の楽隊が配置されて、つねに賑やかに演奏しているのだから、この祭はひときわ元気だ。(^o^)わははは・・・

 敗戦後の高度成長期に全国的な大企業が輩出するまでは、各地に土着の産業があり、生産の恵みは各地域に還元されていた。川越の祭文化も、蔵作りのまちなみも、江戸から明治にかけての、こういう地域経済の豊かさが、その地に文化として根付いたものであろう。原発や工場誘致では、そのときに一時的に金は落ちるが、地域に事業の決定権はなく、結局は地域の経済的に力にはならず。文化も育たないような気がする。
 「鶏口となるも牛後となるなかれ」という警句は現在も生きているようだ。裁量権を持たなければ、経済も文化もその地に根付かないのだ。
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