毎日雨ですねぇ。 のらりくらりの毎日ですが元気にがんばっております。(^^ゞ
日本は悪くない 悪いのはアメリカだ
2013年01月19日 (土) "
 今週は、ドル円がついに1ドル90円に乗せてきた。11月半ばの総選挙表明から10円以上上がってきたわけである。日本の不景気の元凶は過剰な円高ということが言われてきた。それは目先の問題としては正しいのだが、それだけではないということが、これから明らかになるだろう。そして安倍新政権の緊急経済対策の「三本の矢」(金融・財政・成長戦略)はこれまで歴代の政権が、散々やって効果がなかったことを、さらにやろうという物であり、いまだに戦後の高度経済成長の夢を追う物だ。
 今や日本だけでなく、地球全体がグローバルに成長できない社会に落ち込もうとしているときに、時代錯誤な夢を追う物である。(^o^)わははは・・・

nipponwa_.jpg 今後の経済情勢を考えるに当たって、読んでおくべき本を一冊紹介しよう。
 この本は、昭和62年の発行された本で、もう25年以上前の経済状態下で読まれていた。それがリーマンショックの不況に襲われた2009年1月に、それまでの歴史を予言した本として、改めて文庫本で再発行された。なかなか骨のある本なのに、読んでいないのに気が付いて、図書館で検索して見つけ、読んでみた。(^^ゞ

 歴史的背景で言えば、レーガンの経済政策のもとで進行したアメリカの対外赤字の増大と日本の輸出激増を背景に、1985年のプラザ合意により1ドル240円が120円にまで円高が進む過程で書かれた本である。
 著者の下村浩は、日本の高度成長を担ってきた経済官僚上がりのエコノミスト。明治生まれで、本書発行のの2年後に亡くなっている。

 本書の特色は日本の状況をふまえた経済の見方である。日本の経済の問題の原因は、1つは、アメリカ経済政策の尻ぬぐいに協力させられていることである。2つには、日本は既に成長を終わり、縮小経済下で国民の暮らしを守らねばならない国である。3つには、世界経済安定の基本は各国が独自に安定経済を作り出すことであり、アメリカの世界企業の要求に従うことではない。と言うように、私は読んだ。(^^ゞ

 すでに、本は返却してしまったし、精密な論文と言うよりは、ご高説拝聴の本であるので、体系的な読後文は書けないが、上記の3点を初めとする各論説は、現在でも必要な見地と考えた。情報を自分の観点・視点を持って整理している人の強さを感じ、歴史認識が変わったことは申し上げておこう。
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