毎日雨ですねぇ。 のらりくらりの毎日ですが元気にがんばっております。(^^ゞ
クールシェアに映画館へ
2013年09月02日 (月) "
 このところ毎日熱中症危険情報が届くので、我が家の冷房を止めて、どこかへ避難しようと考えて、思いついたのが映画館である。確実に2時間程度は涼めるので、午後は宮崎駿の新作「風立ちぬ」を見に行くことにした。どうせなら快適な映画館が良いと思って調べて、TOHOシネマズ六本木ヒルズにした。60歳以上はシニア料金で1000円、椅子はゆったりしたハイバックシートである、しかもお客は2割程度の入りで、これは贅沢。(^o^)わははは・・・

 で、映画の方であるが、堀辰雄の私小説を原作にすえて、主人公は飛行機設計者の堀越二郎に設定したアニメだが、これが古い日本人の涙腺を緩ませる懐かしいメロドラマである。(^^ゞ
 歴史を遡って、大正から昭和にかけての日本人の暮らしぶりを思い出させてくれる映像表現がたっぶりあって、その時代を生きた人々の感性について考えさせられた。現代から見れば、不適切な表現も多々あり、多分うるさいところからの抗議も来ると思いつつ、きれい事に終わらせず、その時代の臭いをじっくりと染み込ました作品と言えるかもしれない。

 宮崎はこの作品を最後に引退する宣言をしているが、たしかにこの作品は彼の遺言になっているかも知れない。これまで積極的に新しい表現を開拓してきた宮崎だが、表現はぐっと落ち着いているし、時代の制約の中で、目一杯自分を生きることが、大切な人を裏切り、歴史的に批判されることになるとしても、やはり人は自分の気持ちに従って生きねばならないと、苦い述懐が静かに伝わってくる。

 しかし、これまでも辞める辞めると繰り返していた宮崎さんだが、この作品が興行的に転けてくれないと、またまた次の作品を作らされる羽目になるぞ。(^o^)わははは・・・
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