暑くなってきましたね。 のらりくらりの毎日ですが元気にがんばっております。(^^ゞ
世界記憶遺産になった手帳
2013年11月06日 (水) "
 前回は手帳を江戸時代まで遡って、語源や成立の過程を述べたのだが、手帳の歴史は更に古くまで、遡ることができる。再び和英辞書を引くと、訳語にはカレンダーやアボイントメントブックなどもある。予定や日記を心覚えにカレンダーに書くという人も多いだろう。マンスリータイプの手帳などは、ポケットに入るカレンダーそのものである。
 で、カレンダーにメモを取った人が歴史上に居るのである。

 今年、6月19日にユネスコの世界記憶遺産に登録された藤原道長の御堂関白日記は、藤原氏による摂関政治の最盛期を築いた藤原道長(966~1027年)の自筆の日記である。現存する自筆日記としては世界最古、なんと、古い暦の一種「具注暦(ぐちゅうれき)」の余白に書き込まれているのだ。現存分は998~1021年のもので、道長33歳から56歳までの記述がある。この具注歴というのは、日月火水木金土の七曜や二十四節季、その日の吉凶などが書き込まれているのだから、これは道長の手帳そのものである。
全36巻のうち、自筆は14巻が近衛家の陽明文庫に残っており、道長の誤字脱字や書き癖なども判るそうである。(^o^)わははは・・・

 日本人は、日記好きで、御堂関白日記の他にも文学作品としての日記はあまたある。・・・ということは、当時、かなりの人が日記を書いていたと言うことでもあろう。海外では記録文学や公式記録はあるものの、個人の日常のメモ書きとして書かれたものは少ないらしい。

 他に古い手帳の例はないかと探すと、奈良時代末期からの「檜扇(ひおうぎ)」というものがある。おひな様が手に持っている例の扇で、薄い木の板を要で束ねたものである。扇は中国の団扇に代わって、日本で開発されたらしいが、その大もとは官吏が使っていたメモ帳らしいのである。
 木簡を束ねて、こよりで一部を閉じ、折りたたみ出来るようにしたもので、式の次第などをメモしておいたらしい。いわばカンニングペーパーらしいのである。(^o^)わははは・・・

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