2013年12月01日 (日) .

先日は手帳の名称の起源は、ハンドブックの直訳だろうと書いた。それでは、中身はどうだろうと考えると、日本で初めて発行された手帳は、明治12年末(1879)に大蔵省印刷局が発行した1980年用の「懐中日記」で間違いはないようだ。写真は明治20年用のものだが、能率手帳などよりやや小振りなサイズで200頁ほどの本である。記入面は1頁2日で月ごとに会計収支の頁がある。

中身を見ると縦でも横でも絵でも書けるプレーンの記入欄で、「今日は何の日」なども書いてある。
これは、まさに海外からもたらされた手帳が国産化されたもので、ポケットに入る手帳に違いない。
なにしろ、印刷局長が通訳にこれは何だと使い道を聞くぐらいだから、当時は他に例を見ない珍品だったのであろう。(^o^)わははは・・・

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