暑くなってきましたね。 のらりくらりの毎日ですが元気にがんばっております。(^^ゞ
都知事選終盤雑感
2014年02月07日 (金) | 編集 |
 最近はテレビも新聞もあまり見ず、寒さで引きこもって、パソコンばかりいじっていたので、世の中の情報には全く疎くなってしまった。(^^ゞ
 さて、困ったことに、都知事候補の間の政策論争はあまりされずに、終盤戦になってしまったようだ。
 政策の違いが多面的に分析されてこそ、候補を選ぶ楽しみが多くの人に出るのだが、日本のマスコミは政策ではなく、誰が勝つかという野次馬的報道しかしないのである。報道の使命を忘れているから、いや、実はそこが日本のマスコミのタブーになっているから、日本の国民は救われない。(^o^)わははは・・・

 今回の政策的対立点は、多分原発政策ではないだろう。宇都宮が掲げる「強きをくじき弱きを助ける」という政治スタンスが、どれだけ定着するかが私の考える重要ポイントである。他の候補は基本的に現在の企業活動優先の政策の上で、あれこれ自分らしさを出しているに過ぎない。
 小泉が言うように、「原発即時0」だって、十分今の政治の範疇で出来ることであり、民意を重視すれば、社会的安定のためには保守党がやるべき事なのである。それさえ、財界やアメリカに遠慮して打ち出せないことに、かなりの人が違和感を抱いている。しかし、原発よりも、「貧困化する我が暮らし」という課題が多くの人の関心事である。

 新聞社等の世論調査を見ると、桝添有利、続いて宇都宮、ほとんど変わらないで細川、その後に田母神という所らしい。告示前に情報通が描いていた「桝添と細川の二大対決」というシナリオにはならなかった。その原因は実は原発が争点にはならなかったと言うことである。

二月六日の東京新聞朝刊によれば、「原発再稼働に反対する有権者は半数を超えているが、投票しようと思う候補者は、元厚生労働相の舛添(ますぞえ)要一氏(65)、元首相の細川護熙(もりひろ)氏(76)、前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏(67)の三人に割れた。逆に、原発再稼働を求める層は舛添氏に集中。原発ゼロ層の足並みの乱れが浮かび上がった。」とある。これは割れたり、乱れたりしたのではなく、保守の論点ぼかしが成功しているということである。桝添だって、田母神のように、正直に推進とは言っていないわけで、もごもごとぼかしているわけである。

 一方、細川の宇都宮から反原発票を奪い取るという作戦は失敗したと言えるだろう。一部のマスコミ関係の文化人の獲得には成功しているが、長年宇都宮と行動を共にしてきた反原発や反貧困の運動はびくともしていない。細川を応援する動きは広からなかった。

 意外なのは田母神が健闘していることだ。民間で行われた期日前投票の出口調査では、相当に健闘している結果らしい。ツイッターの話題も宇都宮を押さえて、田母神が一位である。阿部がナショナリズムを煽るので、曖昧に誤魔化している桝添に不満な層が、はっきり物を言う田母神へ右シフトしているようだ。一方、今の安倍政権の神懸かり的な国際的孤立化政策に不安を抱く層は、逆に細川支持に流れている。以前の種々雑多な潮流をまとめ上げていた自民党の求心力は急速に衰えているとみえる。

 だから、今回の都知事選は、ふたを開けると意外な結果が出る可能性がある。どのような結果が出て、誰がどのように評価をすることになるのか。少し楽しみではある。
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