毎日雨ですねぇ。 のらりくらりの毎日ですが元気にがんばっております。(^^ゞ
昭和27年のホチキス
2014年08月18日 (月) "
 我が家にはいろいろゴミがあるのたが、本日そのごみの中からお宝を発見した。(^^ゞ
オリジナル10号針ホチキスSYC・10
               < photo by Iphone5 Auto>
半分壊れた無名メーカーのホチキスだと思っていた品である。小型で手になじむので、1970年代には常に持ち歩いていた。上面に「SYC・10」サイドに「SMART CO.LTD」と刻印がある。
 調べたらこれは山田興業という会社が昭和27年7月に売り出したホチキスで、それまで事務用品として机上で使われていた大きなホチキスを初めてポケットサイズにして、個人用として売り出したものだったのだ。この会社は翌年、現在でもほぼそのままつかわれている四角い角張ったホチキスを製品化し、その翌年MAXに社名変更している。
 ホチキスと言えば、お馴染みのMAXである。つまりこの製品は60年前に1~2年間ほど作られた元祖というわけだ。(^o^)わははは…
 定番でこれまでに4億個は作られたという「MAX・10」の零号機という品である。
 SYC・10は完成度が高くて、MAX・10は生産性を重視した質実剛健の簡易版という感じである。それで一見プラスチック部品が取れてしまったように見えるのに私が携帯用として長らく愛用していたのである。名誉のために言っておくが、もともとプラスチックの指あてなどは付いていなかったらしい。

 さて、この製品は英語ではStaplerという。ホチキスは日本でしか通用しない。で、これはなぜホチキスと呼ばれるようになったかというと、明治末期に伊藤喜商店(現イトーキ)が輸入したのがアメリカのHotchkiss社の製品で、ボディに大きくホッチキスと書いてあったからだそうである。

 山田興業は戦時中に零戦の尾翼の部品を作る会社として創業したそうで、なるほどレベルの高い基本設計になっている訳だ。
 古くて錆も浮いてきたこのホチキスだが、由来が判ってくるとまた捨てられない。作られて60年、まだまだ働いてもらうことにしよう。
関連記事


コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック