暑くなってきましたね。 のらりくらりの毎日ですが元気にがんばっております。(^^ゞ
人を雇わぬ資本主義の行き先は?
2014年12月03日 (水) | 編集 |
 経済と言うものは、生産者と消費者がいて、お金がその間を循環しなければ成り立たない。
 農奴制の社会では、生産物の全てが支配者に召し上げられ、配下に分配されていたから、経済活動は発展できなかった。生産活動が拡大して、余剰生産物が豊かになるに従って社会構造は変化し、経済に従事する自由な市民が生まれる。産業革命以後は、更に資本主義に移行することで、能率的な生産と流通の経済活動が保障された。
 資本主義の勃興期はその効果がフル活動して、工場の二次産業労働者は一次産業より高収入を得ることができ、働く国民が豊かになることで、経済が発展して、第三次産業などのサービス業も潤った。

 ところか、高度成長期が終わり。日本経済が成熟するにしたがって、どうも様子が異なってきたようだ。特にバブル崩壊以後、推奨される「経済の成功モデル」が「リストラでコストダウンし黒字を出す」事になって、さらに「海外への生産移転」が続き、多くの会社が併合されて「○○ホールディングス」傘下の企業となって、大企業は生産を目的にするのではなく、会社を管理して儲けるようになってしまった。つまり資本主義は「生産」から「金融」へシフトしたのである。
 資本主義は安い労働力で、高付加価値の製品を生み出すことで、発展してきたが、この生産モデルは、製品を生み出す労働者が、給料でそれらの製品を買ってくれなければ成り立たない。しかし、今や生産に必要な人間は、ロボットやコンピューターの出現で、極めて少数になった。しかも運輸システムの発展で、人手が必要なら海外で生産すればよいと経営者は考える。
 こうして、生産は幾らでも拡大し、品質も向上したが、売る相手がいない。(^o^)わははは…そういう状態になっている。

 安い物しか売れない。デフレが進む。
 そんな元気のない日本になってしまった。(ToT)

 資本主義を放置すると、富が偏って生産活動が滞り、人間が豊かで文化的な生活を送るためには、システムの変更が必要になるということなのだろう。先進諸国は、そろそろ、そういう段階に達しつつあるのかもしれない。
 安倍首相は「この道しかない」と大見得を切ったが、それはいつか来た道であり、かってと同じように、行き止まりの道のようにも思えるのだ。
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