瓢鯰亭日乗

一気に暑くなりましたね。 のらりくらりの毎日ですが、元気にがんばっております。

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ひとりぼっちを笑うな @読書

一人ぼっちを笑うなひとりぼっちを笑うな
蛭子能収(著)
(出版社) KADOKAWA
(ISBN) 9784041018118
人づきあいって必要ですか?蛭子流・内向的人間のための幸福論。

(読後感想) 人と群れることが苦手で、自分のしたい事だけに興味がある。
 そんな蛭子さんの人生論。
 ワンオブゼムを心がけ、目立たす、遠慮して生きているという。
 しかし、自分に正直だから目立ってしまうし、個性的と言われてしまう。

 現代は、自己主張が強くて、群れて、外向的な人が、世の中を仕切っているから、時流に乗れない内向的な人は、それだけで自分を反省して落ち込んでしまう。しかし、無理をしなくてもいいではないか、自分に正直に生きれば、十分幸せに生きられる。と、言うのが蛭子流なのであろう。(^^ゞ

 実は、テレビの中で、一人だけ別の時間・別の興味で動いている蛭子さんに、自分を重ね合わせて共感を持っていた。そして、陽気で外向的な人には、この本は何を言ってるのか判らないだろうなと思いながら、一気に読んだ。(^o^)わははは…
 この本ではないが、実は内向的な人は物事を深くとらえるので、生産性が高く革命的だという説もある。しかし、その価値を表に出すのは、やはり本人ではない。外向的な人の集まるテレビの世界で蛭子さんが重宝がられているのは、この世界のリーダー的な人が、蛭子さんの個性を本質的で貴重な物と思って、活用してるからなのであろう。そういう意味では人の運に恵まれたの人なのである。

 私が思うに、日本では職人気質と呼ばれる内向的な人が沢山いて、その技術が今の繁栄を作り出したのだと思うが、こういう人材が現役を引退したであろう1980年代以降は全てについて上滑りで、本質的な発展がみられないような気がする。これは外向的な人材に価値を置きすぎて、内向的な人材を育て生かす術を、日本人が見失ったからでないだろうか。

 さてさて、この本は、数か月前に図書館に申し込んで、昨日、やっと順番が回って来たので、今日2時間半ほどで読了したが、図書館のホームページで確認したら、3冊の蔵書にまだ30人以上の待ち人がいるようだ。これは早く返却してあげよう。(^o^)わははは…
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