暑くなってきましたね。 のらりくらりの毎日ですが元気にがんばっております。(^^ゞ
資本主義の終焉と歴史の危機
2015年04月09日 (木) "
資本主義の終焉と歴史の危機 昨日、寒かったので「資本主義の終焉と歴史の危機・水野和夫著」をストーブの前で一気に読み終えた。私にとって新しい知見が満載なので、大変疲れた。(^o^)わははは…
 この本の主題は、歴史的に資本主義を見るなら、すでに資本主義の終わりが始まっており、この歴史的な危機を無視する国は、大きな痛手を負うはずだ、という事である。
 一口に言って非常に面白かった。現在の安倍内閣の政策に本能的に疑問を持ってる人は多いと思うが、その根拠は一人々の経験による場合が多い。この本はその体験が依って来る歴史を把握する手掛かりになるものだ。現実を見る目が大きく鳥瞰的に広がることを感じることができる。将に読書の醍醐味である。
 著者は、成長戦略は既に過ぎ去った昔を追うものであり、今はバブルと崩落の危機にあるのだから、堅実なゼロ成長でも、上出来と説く。危機を乗り切る政策を執らねばならないと言う。
 しかし、資本主義の終焉後に来るべき次の時代、未来の、資本主義の次の経済システムについて語ることは、あえて避けている。それは未来の課題であり、これから我々が経験する資本主義末期の人類の英知によるものだからであろう。
 この本は、多くの人の経済理解の大スケールの地図となるもので、個人が自分の地図を作る貴重な資料になるものだ。私も読書の途中で自分の役に立ちそうな箇所に傍線を引きたくなったが、傍線だらけになりそうで、読書一回目では断念した。お薦めの本である。(^^)v

  新書: 224ページ
  出版社: 集英社 (2014/3/14)
  言語: 日本語
  ISBN-13: 978-4087207323
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