暑くなってきましたね。 のらりくらりの毎日ですが元気にがんばっております。(^^ゞ
逆説の日本史(2)@読書
2015年05月25日 (月) .
逆説の日本史(2)逆説の日本史(2)
井沢元彦(著)
(出版社) 小学館
(価格)108円@bookoff
(ISBN) 9784094020021

 今日読み終わった歴史本はこれ、このシリーズは所々読んでいるが、私にとっては実に面白いのである。歴史が面白いのは資料から真実を読み解く推理小説のようなところなのだが、学問的な歴史の本はこの推理の部分は大きく扱わない。これは当然の立場なのだが、それでは史実に迫れないし、面白くもないと思うのである。

 歴史の面白さは判ったことから、その先を読むことにある。この井沢元彦の本は、その当時の人が、どのような心理状態で、どういう判断で動いていたかを考えて、事件の当事者の立場にたって歴史を推理してゆく。これが、私の趣味に合う。(^o^)わははは…
 この巻では、日本人の「怨霊信仰」をメインテーマにして、歴史を読んでいくが、これが現在生きている我々にも、根強い精神的トラウマとして生き続けていることが読み進むにつれて判り、歴史を勉強する有用性を感じるのである。
 一方この本の欠点としては、著者の鼻持ちならない自意識と攻撃性がふんだんに出てくることである。また、持論の繰り返しも多い。もともと週刊誌の連載なので、一巻にまとめるとそういうところが特に目立ってしまうのではある。(^^ゞ

 我々の知っている歴史と言うものは、実は古くは古事記・日本書紀、平家物語、太平記、太閤記に、新しくは「竜馬がいく」や「坂の上の雲」と言った具合に、事実より文学として身につくものと言ってもよいと思う。文学にして初めて史実は前後につながりを持ち、思想を持って、いきいきと動き出す。井沢元彦は小説家としてその貴重なネタを洗いざらいぶちまけてくれている訳で、歴史を自分のものとして、身に着けるには実に有り難く、効果的な本である。(-人-)なぁ~無、謝謝。
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