調査に見る貧困化の実感

 厚生労働省が7月2日に公表した「平成26年(2014年)国民生活基礎調査」には、日本人の生活が貧困化している実感を明確に表現した表がある。
生活意識の変化
 一番下の段が今回の平成26年で、左から「大変苦しい29.7%」 「やや苦しい32.7%」 「普通34.0%」である。ほぼ3割ずつだが、「苦しい」と感じている世帯が6割を超え、いわゆる中流意識、「普通」と考えている世帯は3割でしかない。
 そして、上から下への年次変化を追えば、この10年間で一貫して国民生活は「大変苦しい」へシフトが進んでいるのが判る。

 さて、この経年変化をもう少し長く編集した別の表を見て戴こう。同じ調査をもう少し長く表にしたもので、表の向きを変えて、左が1991年で右が2014年でまとめてある。
生活意識の変化
 1991年には「非常に苦しい」はわずか9.2%で、「普通」が6割近い55.4%であった。20世紀末の日本はまだ「一億総中流」で、ある意味、日本人は幸せで楽な生活をしていたのだ。そして約四半世紀たって、逆に6割が「生活が苦しい」世帯と言う貧困化が進んでしまった。幸せな生活とは、物質的豊かさや経済の発展が、そのまま反映されるわけではないという事なのであろう。今の政治には、そういう配慮が全くない結果と言えるのかもしれない。
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