名古屋空襲を描いた漫画「あとかたの街」

 いやはや暑いですね。昨日は一日冷房の部屋に閉じこもっておりました。熱の出ないタブレットで読書です。(^^ゞ
 読んだのは、名古屋空襲を描いた漫画「あとかたの街(1)」。アマゾンの電子図書キンドルで、第一巻が無料配本中だったのです。(^^)/
あとかたの街
 太平洋戦争末期の昭和19年の名古屋。木村家次女・あいは、国民学校高等科1年生。今と変わらぬ「コミカルな少女漫画の世界」を生きているあいには、自分が戦争に参加しているなんて気持ちは、これっぽっちもなかった――。しかし、名古屋は軍需工場の集積地であり、東京や大阪と並んで米軍の重要攻撃目標になっていた。ある日の静かな真昼間、空に見慣れぬ機体が・・・

 作者のおざわゆきは、父親のシベリヤ抑留の聞き書きを基に「凍りの掌」と言う作品を同人誌に書いて、2012年に文化庁の新人賞を貰った。そこから、少女漫画雑誌に連載が決まり、今度は母親の戦時中の体験記を取材して書くことになったのだそうである。第一巻は明るい日常にじわじわと戦争の影響がでてくる様子が細かく描かれている。

 作者のご両親と同世代である私の両親もすでに亡く、戦争中の話はちゃんと聞いておけばよかったと後悔しているが、母から聞いた断片的な経験談が、作品を読み進む中で、よみがえり作品中に同化するのを感じた。庶民が、その時代をどのように生きていたかを知るには、こういう漫画はとても役に立つと思う。

 パソコンでもスマホでも、キンドルのアプリを入れれば、第一巻は無料で読めるので、この夏の読書にお勧めしたい。だだし全4巻(連載は継続中);なので、あとの3巻は有料である。
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